第20回 平成21年8月6日(木) 16:00〜19:00


▼木下朋美先生

木下朋美先生

▼茶葉の香りの嗅ぎわけ

茶葉の香りの嗅ぎわけ

▼緑茶とパルマローザの化粧水

緑茶とパルマローザの化粧水


■■ 1 : お茶と香り ■■

鹿児島県立短大 木下朋美先生

  1. 緑茶の品質審査
    1) 香気:網匙で茶葉(ちゃよう)をすくい、発する香気を判断
    2) 水色(すいしょく):茶の浸出液の色調で緑色を"青い"、黄色を"赤い"と表現
    3) 滋味:甘味、渋味、苦味、旨味を判断
  2. 茶の香りの特性
    製造方法、栽培方法、原料の品種、部位にて多様に変化する。
  3. 茶の製造過程
    茶葉摘採→蒸熱(酵素失活)→揉捻→乾燥
  4. 品質特有の香気成分
    クマリン(桜餅の葉の香気):ゆたかみどり おくゆたか
    アントラニル酸メチル(ジャスミンやぶどうの香気):そうふう ふじかおり
  5. ブレンド(2〜3種類)茶の開発を

■■ 2 : お茶クラフト作成 ■■

西別府茂先生

化粧水(緑茶+パルマローザ精油+精製水)

パルマローザ以外にも、お茶と合う香りはあるか、自分でも探索してみようと思います。


■■ 3 : お茶試飲と自己紹介 ■■

今回もせいふうと、べにふうきを呑み比べました。夏なので冷たいお茶にしようかと思いましたが、香りの点を考慮すると、やはり温かいのに限ると思いました。