第22回 平成21年11月27日(土)
カセッティーナ(院外)

平成21年11月27日(金)に天文館のカセッティーナにて、1年ぶりの食事会形式としてセミナーを開催しました。今回は恒例のワインでなくオリーブオイルをテーマとし、40名もの参加者で盛況でした。
料理の前に口中香(スメルメソッド:口腔〜後鼻腔からの香り)についてのミニ講義を行いました。


▼セミナー全景

セミナー全景

▼各種オリーブオイル

各種オリーブオイル

▼料理実演

料理実演

オリーブオイルとしてサンタキアラ(イタリア)、リビエラ(イタリア)、ルフラン(スペイン)をパンと共に食してみると、オイルによって、芳醇な香り、刺激的な香りなど結構、明確な違いがあるのに気づきました。またワインボトル同様、オリーブボトルの美しさにも目を見張りました。

料理はフォアグラの西京漬け(+ピスタチオオイル)、フォカッチャ、白トリュフのカルボナーラ、スイーノ・ネロ・パルマのロースト、ジェラーレのオリーブピューレ添えなどをいただき、香りに包まれた風味を堪能しました。

他に今回の趣向として、オリーブオイルディップの料理実演を行いました。材料は卵黄・ガーリック・オリーブオイル・マスタード・塩・胡椒です。色彩も味わいも淡く、酸味のあるディップは鮮魚ブイヤベースに程よくマッチしました。

最後に参加者全員参加クイズとして、

  1. 本日の魚料理に使用されたオリーブオイルの香りの特徴を具体的に
  2. 白トリュフを嗅ぎわける動物は
  3. オリーブオイル生産国No.1は

他3問が出題され、優勝者にはレストランよりEXV(エキストラバージンオリーブオイル)がプレゼントされました。

来年はハーブまたはガーリックをテーマとして考えています。個人的には後者が好みなのですが、若い女性の多い食事会にはさすがに不向きでしょうか。“臭い”と香りのセミナーになりそうです。