■■ 日本アロマセラピー学会熊本総会予告in福岡 ■■
福岡では講話形式、食事会形式ともに通じて初めてのセミナー開催でしたが、熊本セミナーを上回る27名の方にご参加頂きました。新幹線で近くなったので、今後は年1回でも開催できればと思っています。
- 一般演題アロマトリートメントが心身へ与える影響
- 西別府友香(西村内科脳神経外科看護師)
- 患者にアロマハンドトリートメントを施したところ、施術者にも血圧、脈拍、唾液アミラーゼにおいて、副交感神経優位の反応が見られた。
- 熊本在住なのに前回の熊本セミナーに引き続いての御参加で感謝する次第です。
- 一般演題当院におけるアロマセラピーの取り組みと今後の展望
- 安永悦子(やすなが整形外科)
- 腰痛・肩こりの患者に対してセラピストによる施術を施行しており、また「アロマセラピーを楽しむ会」をこれまでに20数回設けて啓蒙活動としている。
- 「アロマ〜会」は当院セミナーと共通しており、改めて親近感が湧く次第です。
- 一般演題新古賀クリニックにおける「アロマ外来」の症例と効果
- 岩橋知美(新古賀クリニック)
- リンパ浮腫が見られる乳がん、子宮がん患者514名に対して50分間のメディカルディスチャージ法による施術を行い、患側肢サイズが平均1〜3cm減少した。
- 今春、クリニックにお伺いして、スケールの大きいアロマ外来を見学させて頂きました。
- 市民公開講座ホーリーバジル芳香蒸留水の成分分析と評価
- 赤壁善彦(山口大学農学部生物機能科学科教授)
- ホーリーバジル芳香蒸留水にて、交感神経優位、副交感神経優位と各々の反応が見られた。
- 創作されたオリジナルの香りも試香させて頂きました。熊本総会では御発表は組まれていないため、プレゼンを拝聴するのは非常にレアな経験ということになりました。
- ワークショップアロマセラピーが活用されたその人らしさの理解のための空間づくり
- 池末いづみ(公立八女総合病院企業団 みどりの杜病院)
- アロマセラピーは患者、スタッフ間の交流に良い相互作用を生み出し、作り出される空間の中で、ホスピス・緩和ケアに必要な「その人らしさ」の理解に努めるべきである。
- 本セミナーにお誘いした後、早い時期より何回も訂正したスライドをお送り頂き、熱意の程が伺われました。
- --リンパ浮腫セッション
- 滝沢裕子(学校法人福岡医療学院 福岡医療クリニックリンパ浮腫治療センター)
川畑真希子(メディカルセラピーサロン「レイライン」代表セラピスト)
- リンパ浮腫の軽減を図るには、マニュアルリンパドレナージュ、圧迫療法、スキンケア、圧迫療法下での運動療法から成る複合式理学療法が推進され、アロマトリートメントとは区別されるべきである。
- 司会の山崎裕子先生も交えて、セミナー開始2時間も前から別室にて最終打ち合わせが行われました。
真鯛のパピヨット、阿蘇豚と黒酢・バルサミコ酢のソース、グランマニエ(オレンジリキュール)のパルフェなど料理も最高でした。初めての福岡セミナーでしたが、何かやはり福岡は質量ともに鹿児島・熊本とは雰囲気が違うなという印象を受けました。