第57回 「キッズセミナー」参加者16名
平成27年7月25日(土) 16:00〜18:00


■■ 1) 院長先生のお話 においのメカニズム、においの重要性とは ■■

質問においが判らないと、生活する上でどういうことが困るでしょうか。

におい分子をキャッチする部位である嗅粘膜像を走査型電子顕微鏡写真パネルで、火事の煙が判らなかったり、腐った食べ物を食べてしまったりすることの危険性を手作りイラストで各々供覧しながら解説しました。

■■ 2) どのニオイか判るかな?(スティック型嗅覚検査) ■■

質問四者択一ではなく自分の言葉で表現してみましょう。

ひのき→こしょう、線香、ひのき
家庭用ガス→タバコ、臭い、ガソリン、焦げたにおい、灯油
みかん→オレンジ、柑橘、甘い、ガム

■■ 3) 自分の鼻の中をのぞいてみよう ■■

質問においを感じる鼻の粘膜はどんな形になっているでしょうか。

鼻腔用内視鏡で参加者の子供さん全員に自分の鼻腔を観察してもらいました。硬性ファイバーを鼻腔に挿入するので少し痛いのですが、通常の診療時と比べると、興味があるためかおとなしい子が多かったです。

■■ 4) 母と子のアロマクラフト作り ■■

▼丸田佳代先生

丸田佳代先生

▼アロマクラフト作り

アロマクラフト作り

▼アロマひんやりジェル

アロマひんやりジェル

丸田佳代先生(香りの店maruta)の指導のもと、「アロマひんやり消臭剤」を作成しました。自分の好きな色をイメージ、デッサンしてから、それに見合う精油をひのき、ゆず、レモン、ティートリー、ユーカリ、フランキンセンス、ラベンダー、オレンジ、スペアミント、ゼラニウムなどの中から選んでジェルに混ぜるという工程で、先生のオリジナルさ満載でした。またアクセントで加えたビー玉も涼し気で視覚+嗅覚の相乗効果を促すアロマクラフトとなりました。

■■ 5) ハーブティー休憩・自己紹介 ■■

有機ハーブコーディアルティーを飲みながら、1人ずつ自分のお気に入りのにおい、本日の感想を述べて終了しました。

子供対象と大人対象とでは所要時間(疲れるので少し短めに)や、時間配分(飽きるので?講話は少し短めに)に気を配っています。これを機にもっとにおいに興味を持ってもらえればと思います。

次回は平成28年1月頃にキッズセミナー第5弾を開催予定です。