第10回 平成20年2月2日(土)16:15〜18:15

講話1 ティートゥリーの歴史と植物学
講話2 ティートゥリーの鼻アレルギーへの有用性
実技 ティートゥリーを用いた含嗽
休憩 2種類のハーブティー

▼セミナー風景

セミナー風景

▼うがい

うがい

▼鉢植えのティートゥリー

鉢植えのティートゥリー


■■ 講話1:ティートゥリーの歴史と植物学 ■■

NARD・トレーナー:西別府 茂先生

キャプテンクックがオーストラリアに上陸したときにアボリジニー民族がこの葉をお茶にして病気の治療薬としていたのを見て、ティートゥリー(お茶の木)と呼ぶようになったと言われています。
学名はMelaleuca alternifoliaで、Melaleucaは黒と白(樹皮の剥げ落ちた外観)を意味し、alternifoliaは互生葉を意味します。


■■ 講話2:ティートゥリーの鼻アレルギーへの有用性 ■■(07' アロマセラピー学会口演より)

当院院長

内容は前回のSweet Smellを参照。
蒸気吸入1回分(精製水20mlにティートゥリー0.03mlすなわち約0.5滴に相当)を全員に施行しました。"香りが調度いい" "これで治療になるなんて"との感想がありました。


■■ 実技:ティートゥリーを用いた含嗽 ■■

すばる薬局:谷口 欣平先生

ネオステリンググリーン(歯科用)、アズノールうがい液(または含嗽用アズレン)、イソジンガーグルとの薬理学的な比較を説明した後で、実際に全員にコップ半分(100ml)に対してティートゥリーを2滴入れて、診察室にて含嗽してもらいました。皆さんの感想は、"味は意外と(?)きつくない"と好評でした。


■■ 休憩 ■■

コルテーヌ:黒木靖子先生

(1)ユーカリグロブルス (2)ユーカリグロブルス・アルファルファリコリス・レモンバームのブレンド、以上2種類のハーブティーを飲みながら、参加者全員の自己紹介にて終了しました。